時載りリンネ!(3)

時載りリンネ! 3  ささやきのクローゼット (角川スニーカー文庫)

時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット (角川スニーカー文庫)

とても小学生の視点とは感じられないくらい、落ち着いた静謐な描写に引き込まれます。

というわけで新刊(転んで以降4冊目の新刊購入)。今週初めにはゲトできていたのですが、なかなか時間なく週末になってしまいました。でも、扇風機を引っ張り出して(今年初)風に当たりながら、土曜の午後にジュヴナイルを読む、これって何となく小学生に戻った気分も感じられて、これはこれでよかったかも…。

もちろん非日常のシーンに主人公たちが入っていくのも面白いのですが、日常や季節を描写する表現がしっかりしているからこそ、この面白さなのだろうと思います。徐々に伏線も張りつつ、大人気シリーズへの階段を順調に昇っていく感じです。個人的には、<1>トランク形状の豪華セット、<2>英国への輸出、あたりを将来希望。引き続き4巻以降も非常に楽しみです。

ごちそうさまでした。